INTRODUCTION
すべてを捨てた男が逃げ込んだのは、
「オボの声」の噂がささやかれる街だった。
夜の森に響く「オボの声」、
それを聞いたものは命を落とすという。
男がその声を耳にしたとき、
世界は変わるのだろうか-----
現代社会にあぶれる人間の苦悩を捉えた、
骨太人間ドラマ。
脚本・監督 / 齋藤 孝
映画を中心に、PV・CM など映像のディレクションや編集を担当。
2004 年水戸短編映像祭において「トマトジュース」ケイブフィルムズ特別賞受賞。
2008 年には初長編作品「ビルと動物園」が全国公開。
本作において NPO 法人 VIPO(映像産業興機構)から有望な若手新進監督のひとりに選出され、韓国の映画祭で上映された。
2009 年に短編映画「さざなみ」(第一興商ムービー)を発表。
2013 年オリジナル脚本「オボの声」が第一回松田優作賞優秀賞を受賞。
CAST
結城 貴史 / 菅田 俊 / 水野 美紀 /
石倉 三郎 / 烏丸 せつこ
波岡 一喜 / 田村 泰二郎 / 江藤 漢斉 /
藤井 宏之 / 鈴木 舞衣花 / 青柳 弘太 /
坂東 工 /小野塚 老 / 石川 裕地 /
笹木 彰人 / 贈人 / 梅津 義孝 /
宮内 勇輝 / 中山 祐太 / 本村 紀子
STORY
夜山に響く不可解な“オボの声”の噂が広まる田舎町。
妊娠した彼女から逃げるように帰郷した元ボクサーの男は
ガスボンベ配送のアルバイトを始めるが、人殺しと噂される寡黙な男と出会い、
逃げ続けてきた“心の声”に気付かされる。
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REVIEW